お香の始まりには諸説ありますが 日本最古の歴史書と云われる日本書紀にはこんな記述があります。 『推古天皇三年夏(595年)淡路島に沈水着す 島人それとは知らず薪に交えて竈で焼くと その煙ははなはだしく広がり 不思議に思った島人は太子に伝え献上す』 ここで言う太子とは、当時推古天皇の摂政であった聖徳太子のことであり 太子は既に沈水香木が極めて稀で貴重な香木であることを認識していたことから 538年仏教伝来時に大陸から伝わったという説が有力だとされています。